ニュース

秋のイベント、見学会+セミナー

 11月27日、サポーター対象の秋のイベント、見学会+セミナーを開催しました。
「旧喜多邸」が無事継承されたことを記念して、紅葉の美しいこの日に計画しましたが、あいにくの雨模様になってしまいました。

喜多邸1

喜多邸2

 今回、特別にお隣の駒井家住宅もオープンしていただきました。駒井邸からは大文字から喜多邸に景色が続きます。90年近くもこの景色が続いていたこと、そしてこれからも続いていく当たり前のことに安堵します。洋風様式的なヴォーリス設計の駒井邸から和風モダニズム藤井厚二設計の旧喜多邸、近代建築の縮図ともいえる貴重な景観です。

喜多邸3

 続いて、東京の住宅遺産トラスト幹事の松隈章さん、理事の木下壽子さんのお二人を招いてのセミナーです。東京の住宅遺産トラストは、吉村順三設計、音楽家園田高広邸の継承の成功をきっかけに、このように住宅遺産を継承する活動は、アイデア、ネットワーク、経験を蓄積して広くシェアすることが大切と、2013年3月に設立された経緯も伺えました。
聴竹居倶楽部代表でもある松隈さんからは、「今こそ問われる藤井厚二の住宅の価値」と題して、奥深い藤井厚二論をお話していただきました。藤井厚二を敬愛する松隈さんは、実はひ孫弟子でもあったというエピソードに縁のつながりを感じます。
昨年の今頃は、この紅葉をゆっくり愛でる余裕なく更地の危機に瀕していたのが遠い昔のよう、雨に濡れても、お庭の力に、今日も励まされました。

喜多邸4

撮影:松隈章氏
記:原田純子

公益信託大成建設自然・歴史環境基金助成金給付を受けました

このたび、当会の活動に対して、「2016年度公益信託大成建設自然・歴史環境基金」の助成を受けることになりましたので、ご報告いたします。
助成申請テーマは「近代住宅遺産の保存・継承・利活用における所有者支援を中心とした総合的情報提供・提案活動」です。
助成期間は1年間で、住宅遺産の各種調査・資料作成等に活用いたします。