住宅遺産トラスト関西第3回のイベントは、トーチカという場所で、構造家の桝田洋子さんにお話を伺う会でした。たまたま4月14日以降の熊本の大きな地震がおこってしまった直後ということもあり、熊本を祈りながらの会となりました。
 構造設計者の桝田さんは、「建物を、外観や間取り、デザインだけでなく、建物を支える荷重が地面までどのように流れているか、を眺め謎解きをするのが好き。その流れが建物の形と一体になっているときに、いい建物と思う。」と話されます。
 千年以上も建っている法隆寺三重塔の骨組のお話から、構造実験のビデオなども折込み、やさしい語り口で、専門領域に思えていた構造のお話を、一般の方々も交えた参加者それぞれにわかりやすく話してくださいました。楽しくなごやかな中にも奥の深い会でした。(記:原田)

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